アートギャッベを初めてお届けさせていただいてから、丸10年の歳月が経ちました。
久しぶりに訪れたそのお住まいは、以前と変わらず温かく迎え入れてくださいました。

堺井(以下 堺）：ギャッベをお使いになって 10年経ちましたが、使い心地はいかがですか？

T様：もう10年経つんだ、早いね～。
アートギャッベが家に来てから、ずっとこの位置。
向きを変えたりしてみたけど、こっちの向きの方が落ち着いて感じられて。

ここで好きなコーヒーを飲んだりしてゆっくり過ごすことが多いんだけど、
子ども達よりも、なぜか私がよくこぼす!!（笑）
でもすぐ拭けば全然とれるし、手入れは楽。夏も裸足で気持ちがいいから、1年中敷きっぱなし。
みんなでくつろいでいます。

堺：お家やT様の暮らしに溶け込んで、馴染んでいますね。
この子(選ばれたギャッベ）の事を教えてもらってもいいですか？

T様：アートギャッベ展のＤＭとお電話を頂いて、初日に足を運びました。
今でも覚えてる! じゅうたんを1枚、1枚、めくるたびに”わ―っ素敵、キレイー”って心が躍りました。
本当に美しい絵画を見ているようで。

堺：私も覚えています。ご主人様も楽しんでご覧いただいていましたね。お子さんも大はしゃぎで。

T様：そうそう、ただその時は「買う」つもりはなく、どんなものかなと。
ちょっと見に行ってみようかな…という気持ちくらいで。
そうしたら、見ているうちに心が魅かれ、ウチに持ってきてみたらピッタリで。
清水の舞台から飛び降りる意気込みで購入に踏み切りました。(笑）

堺：お子さんが小さな頃からお使い頂くと思い出もたくさんできますよね。

T様：振り返ると、本当にこのギャッベで良かった。
なんだか昔からあるようで、 馴染んでいながら存在感もあって、部屋の雰囲気もいい意味で劇的に変わりました。
家に帰ったら『いいなー。』と思える場所。自分にも合ってる。

堺：この子(ギャッベ）はT様にとって、どんな存在になっていますか？

T様：リビングの中心で、家族のような存在。我が家にきてから10年経ったけれど全然飽きない。
見ているだけで心が穏やかになるし、手触りも気持ちいい。

それに永く受け継いで使えるところもいいよね。多少高くても気に入って買ったものは大切にするし、長く飽きなく使えるから。そして、もっと愛着も湧いてくるし、味わいも出てくるから。
家も家具も、あと服なんかもそういう意識をもって選んできたように思うよ。
この服も10年くらい着とるよ～! (笑）皆から「物持ちいいよね～。」って言われる。
子ども達にもそういう事、一緒に使って教えていってやりたいな。

堺：本当にそうですね。素晴らしいです。やはりそういう考えの方がギャッベをお選びになりますね。

T様：本当は子ども達の部屋にも敷いてあげたいんだけど･･･お財布と相談しながら、ゆっくりと考えようかな。