「はじまりのアートギャッベは玄関マットでしたね。10年経った今でも、お気に入りです。」お家に伺った際に、真っ先にお話しされたM様。
原毛の白と薄茶色のチェス柄に緑色の葉をもつ「生命の木」がポイントになっている素朴なもの。
毎日のお仕事や学校の行きかえりに目にし、家族みんなで使われているそれは、いい意味で使用感と柔らかさが出て、M様の暮らしに馴染んでいる様子が伺える。
時折ダイニングチェア用のミニギャッベをお選びに来られたり、40×60cmのミニマムなサイズのものをまた一つ加えていただいたり。その都度、お気に入りのものを見つけて、お部屋に彩りを添えていらっしゃる。
お選びになられるものは共通して原毛(染色していない羊そのままの色)がベースで、少しの色味と模様が入っている優しい雰囲気のもの。アートギャッベ一枚をとってみてもその人そのものを表し、M様の雰囲気そのままで温かい気持ちになった。
優しい表情の玄関のアートギャッベ ↑
2023年の春。家族でゆっくり過ごせるリビングに中央が緑色のグラデショーンと白い原毛のコントラストが美しい一枚を迎え入れられた。これまでと同様にこのアートギャッベもご家族の一員となりいっしょに歴史を作り育っていくのが楽しみに思う。
↑日曜日の午後、光が美しく温かでやさしい雰囲気を作ってくれた。